お酒は20歳になってから
ハンガリー赤ワイン銘醸地ヴィラーニの最上級クラスワイナリーボックがジェネレーションYに提案する赤ワイン
ボック・レディー 2018
【原産地呼称】PDOヴィラーニ DHCクラッシクス
【ぶどう品種】ポルトギーザー62% ケークフランコシュ24% ピノ・ノワール14%
【ワイン】ハンガリーの赤ワイン銘醸地、ヴィラーニ地方のプレミアム赤ワインで高名なボック・ワイナリーが若い感性の人々に提案するカジュアル・ワインです。
軽やかでフルーティー。ポルトギーザーの果実味、酸味、ケークフランコシュの気品、ピノ・ノワールの滑らかさが融合したワインはサワーチェリーなどの赤い果実、プルーンのアロマ、クローブなどのスパイス感があります。ベルベットのような滑らかな口当たり。醸造家の内面にある若々しさを表現しているいようなワインは元気の出るワインです。
ボック氏が1980年代初めから1990年代終わりに生まれた世代(ジェネレーションY)の為に造ったワインです。ワインのREDyのyはジェネレーションYを表しています。
やや辛口 ミディアムボディ
適温:12~14℃
容量:750㎖
アルコール度数:12.5度
残糖度:1.5g/ℓ 酸度:4.6g/ℓ
【合わせるお料理】バーベキュー
【土壌】石灰岩、黄土、ローム
【樹齢】4~29年
【栽培・収穫】2018年9月、ワイナリー所有の厳選したブドウのみ使用
1~1.5㎏/樹の厳しい収穫制限
【醸造】厳選培養酵母 木桶で温度管理発酵。大きい木樽で熟成。
【瓶詰】2019年9月4日
【ヴィンテージ】いいヴィンテージでした。2018年は全てのブドウ品種でブドウの成熟が早くから始まり、収穫の時期が早まりました。収穫時期は暑く、乾燥していました。結果的に収穫したブドウは健康で美しい味わい豊かなブドウになりました。
【醸造家】ボック・ヨーゼフ氏
ボック一家はドイツ系移民で18世紀にヴィラーニ地方に移り住みました。
1850年からワイン醸造に携わっています。ワインへの愛と情熱、ワイン造りの秘伝は父から息子に伝えられてきました。ヨーゼフさんは、幼少期に長い時間ブドウ畑で過ごし、成長とともにブドウ栽培とワイン醸造に情熱を注ぐようになりました。ヨーゼフさんの造るワインが素晴らしく美味しいと評判になり、ホテルのオーナーよりワインをわけて欲しいという話から1987年に初めて自分の造ったワインを瓶詰しました。
1991年にはワイン醸造を本格的に始め、ブダペストの有名レストラン、グンデルでヨーゼフさんの造るワインが宿泊客に供されるようになりました。
1992年以降、ヨーゼフさんは時間の許す限りフランス、イタリア、ドイツのワイナリーを訪問し醸造家達と意見交換をしています。また、ブドウ栽培やワイン醸造に関する文献に常に目を通し、素晴らしいワインを造る為に新しい技術を導入することに余念がありません。
1996年、ボック・ワイナリーではワインを心ゆく迄楽しんでもらいたいという思いからホテルとレストランを開き、予約が難しい程人気があるようです。
2013年、ボック・ホテル・エルミタージュは4つ星ホテルになりました。
70㌶あったブドウ園に更に70㌶のブドウ園を追加で購入し年間70万~80万本のワインを瓶詰しています。総生産の15%は輸出され、ヨーロッパ他各国で愛されています。
「夏になったらブドウ畑に出てブドウが熟していくのを見るのが至福の時なんですよ。」
ヨーゼフさんは目を細めていいます。ワインに対する愛情と情熱の結晶といえるワインは飲んだ人を幸せにする温かい味わいがあります。
【Nobilis Vinorum Pannoniae Magistri】
ボック・ヨーゼフさんは、1999年「高潔なハンガリーワインマスター」というハンガリーで有名なワイナリーのオーナーが自主的に組織した団体の名誉会員でもあります。
会員はブドウの栽培から最終的なワインになるまで倫理的な生産過程を守り、ハンガリーワインの更なる質の向上を求め、世界中にハンガリーワインを広め、ワインを楽しむ文化の啓蒙をし、ハンガリーワインの地位向上を目指しています。
代々受け継がれたブドウ栽培、ワイン醸造の哲学を次の世代に伝えていくことに誇りを持ち、ワイン醸造を職業としてではなく、人生そのままとしてとらえています。
ボック・ワイナリーはNobilis Vinorum Pannoniae Magistriの永久会員として
登録されています。
【ワイン栓】スクリュー
【瓶詰】BOCK Pince(ワイナリーで瓶詰)
【輸入】リーファーコンテナ使用
【保管】定温倉庫 温度:15℃ 湿度:70%