ハンガリーワイン・蜂蜜輸入元 エッセンシアです。
ハンガリーにあるスズキの四輪生産拠点であるマジャールスズキは、1991年の設立以降、多くの駐在員がハンガリーで業務に携わっています。ハンガリーはワインの産地として有名ですが、今回、ハンガリーにゆかりのある方々からとても人気のあるブドウを使ったハンガリーワインの再輸入が決定しました!そのワインとはハンガリー土着の希少品種ケークニエルーを使った「ボルベーイ・ケークニエルー・セレクション」です。
目次
❚ 1.紳士のブドウ「ケークニエルー」とは
ケークニエルーはバラトン湖北側湖畔に広がる小さなワイン産地バダチョニで愛されたブドウ品種です。収穫量、実止まりが悪く栽培に手のかかるブドウで、計画的生産ができないことから生産が推奨されず絶滅の危機にまで瀕しました。この気まぐれなブドウ品種を栽培できるのは、余裕のある紳士だけだろうと考えられ地元農家の人々には「紳士のブドウ」と呼ばれるようになりました。
ケークニエルーのワインは宮廷で消費され、第二次世界大戦中はブダペストの高級レストラン“グンデル”で提供されていました。また、1939年ニューヨーク万国博覧会に出展されました。
ケークニエルーの起源はあまり知られていませんが、特徴のあるワインや土着品種のワインの人気の高まりにより栽培面積を増やしています。
❚ 2.ケークニエルーのワインの特徴
よくワインの世界ではピノ・ノワールは女性的、カベルネ・ソーヴィニョンは男性的な味と表現されます。火山性土壌の限られた地域でしかできない白ワインはそのどちらでもない中性的な味わいです。ケークニエルーは若い時はシンプルで淡い色、控えめな桃、シトラス、ミネラル、花の香りが飲みやすく、熟成が進むと本領を発揮します。数年瓶内熟成をさせるとスモーキーでナッツや蜂蜜の豊潤さが現れます。
バダチョニ地方のケークニエルーはその酸の強さ、ミネラル感、アルコール感から男性的と表現され長期熟成に向いています。
ハンガリーではバラトン湖でとれる魚料理に合わせます。
日本であれば魚介、サラダ、天麩羅(塩で)、フレッシュなヤギのチーズなどと合います。古いビンテージが手に入れば熟成させた羊やヤギのチーズと合わせると良いと思います。
❚ 3.ボルベーイ・ワイナリーについて
今回取り扱うボルベーイ・ケークニエルー・セレクションはボルベーイ・ファミリー・ワイナリーで醸造されます。ボルベーイ・ファミリー・ワイナリーは創設者のギュラさんと奥様のガブリエッラさん、二代目のタマーシュさんとダイアナさんがそれぞれの役割を果たしている家族経営の小規模ワイナリーです。若くエネルギーに満ち溢れ、情熱ある息子のタマーシュさんがワインのスタイルを決めています。
タマーシュさんは2012年から2018年の間、7回も名誉あるワインメーカー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされ、2020年12月に5人の候補者の中から見事ワイン・メーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。バダチョニ地方で初めての受賞者ということで、ハンガリー国内で大きなニュースになりました。
❚ 4.ハンガリー関係者の声
ケークニエルーのワインはハンガリー駐在経験やハンガリー渡航経験を持つ日本人からとても人気があり、あの味を日本国内でも味わえないものかとお問い合わせを多数いただいております。そんなケークニエルーのハンガリーワインに魅了された方々のお声をいくつかご紹介したいと思います。
名前 | お問い合わせ内容 |
Oさん、Aさん | 駐在期間中にハンガリーで飲んだケークニエルーのワインが美味しかったから是非取扱をして欲しい。 |
Sさん | カタログでケークニエルーのワインを見たが取扱いはあるのか? |
Aさん | 展示会で試飲したケークニエルーのワインが美味しかったので購入できるか? |
Kさん | 一度ケークニエルーのワインをスズキビジネスさんで購入したけどもうないの? |
Mさん | ハンガリーの希少品種って聞いたから飲んでみたいんだけど。売ってる? |
この他にもケークニエルーに関する多くのお問い合わせやご要望をいただいております。
一度ケークニエルーのワインを飲むと、なぜ人気があり高価なワインなのか理解できると思います。是非、この機会にお試しください。
▲ 商品ページ
❚ 5.まとめ
ハンガリーをよく知る現地駐在経験者がおすすめする、ケークニエルーのハンガリーワインを紹介しました。
ご不明な点がありましたら、遠慮なくお問合せ下さい。
それでは、ハンガリーワインのある生活をお楽しみください。