大公開!「軽寅」作業風景

皆様、こんにちは!
気づけば今年もあと数日、、、今年やり残していること、ありませんか?
来年の抱負、もう決めていますか?

さて、来年は「寅年」です。
「寅」、、「軽トラ」、、「軽寅」!!
という事で新年を迎える為に、スズキの軽トラ・キャリイのプルバック軽寅を作っちゃいました!


目次

    1. 使用したサンプルについて

    2. 制作過程

    3. おわりに


1. 使用したサンプルについて

今回ベースとして使用するキャリイプルバックは、市販品ではなく開発過程でのサンプル品を使用しました。あまりサンプル品をお見せする機会もないので、ここで軽く全体を見ていきましょう!

     



キャビンの部分は無色のプラスチックで作られていますが、荷台の部分は黒で作られており、二つのパーツが組み合わさっていることが分かりますね。またガラス部分も製品版は黒くなっており中が見えない構造になっていますが、サンプル品は透明のパーツがはめ込まれています。



裏にあるネジを2本外すと、キャビン/荷台部分とシャーシ部を分けることができました。
荷台の裏側を除いてみると、何やら削った後が、、、



そうなんです!ここがキャリイプルバックの最大努力ポイントなんです!
通常であれば後席の空間があるので問題なくゼンマイを入れられるのですが、キャリイの場合は後席が無く荷台となっている為、ゼンマイを入れるスペースがないんです。なので荷台の裏を削ってゼンマイが入る隙間を確保しているんですね。


ここで、キャビンの部分(車体前方)にゼンマイを置いたらいいじゃんとお思いになった方もいるかと思います。もちろん試作段階でそれも試しています。
が、前方にゼンマイを置くと頭が重くなってしまいバランスが悪くなってしまったんです。
プルバック1つを制作するにしても、色々な工夫が凝らされていることが分かりました♪

2. 制作過程

さて前置きが長くなってしまいましたが、作業に入っていきますね。
軽トラック、、軽とらっく、、「軽寅っく」!!と、軽トラを軽寅にしようという企画なわけなので、ボディを黄色く塗る必要があります。

という事でまずはウィンド部分、ヘッドライト部分をマスキング。



次に黄色く塗装するわけですが、
本来は下地を作って色を乗りやすくと工程を踏んでいくのでしょうが、そんな技術も材料もないので、直接タッチペンで色を塗っていきます・・・!!
(*タッチペンを使用する際には、必ず屋外で使用下さい。)




だいたい想像できたかと思いますが、、あまりうまくはいっていません。。
荷台部分の黒い下地の色を隠しきることはできず、汚い感じになっていますし、キャビン部分はムラだらけで下地の色も透けています。

とはいえ「軽寅」であることが分かればOK!ですので、ひとまず進めます。
寅柄をマジックで描き、、




描き続け、、、










完成です!!

 

 
寅っぽい!!いや、っぽいではなくて、、、

寅ですね!

 

 

3. おわりに

来年2022年は「寅年」。
皆さまもお手持ちのミニカー軽トラを「軽寅」にしてみてはいかがでしょうか。
スズキの軽寅、、じゃなくて軽トラ・キャリイのプルバックミニカーのご購入はこちらから

それでは良いお年を!