ナマステ!こちらスタッフTです!
今回は私が担当したマステ(=マスキングテープ)の企画/開発秘話について紹介します!
4種展開となっているんですが、もうチェック頂けましたでしょうか?
・マスキングテープ 歴代ジムニー
・マスキングテープ ジムニーサイ
・マスキングテープ レジェンドバイク
・マスキングテープ コーポレート
実はこのマステ、普通のテープ状のマステと異なり、柄が一枚づつはがせるんです♪
1ロール当たり9柄で構成されており、合計153枚!シール感覚で色んな所に貼れちゃいます。
とはいえマステなので、通常のシールと比べると粘着力に劣りますが、それがまたいい所!
お子さんがいたずらで色んな所に貼ってしまっても安心。
大人の皆さんも童心に戻って色んな所にペタペタできちゃいます!!
前置きが長くなりましたが、それぞれの制作秘話についてご紹介していきます。
目次
1. 企画スタート
スズキの人気車種「ジムニー」「ジムニーシエラ」。
現行車種(JB64,JB74)が発売され、さらにその人気が高まっていますが、長く以前の型式に乗られてジムニーライフを楽しんでいる方も多いと思います。
多くのデザインを1つの製品の中に落とし込める本製品は、ジムニーの過去からの機種を振り返るのにぴったりだ!と、ジムニー/ジムニーの型式を全部入れ込む事で方向性が決まりました。
2. デザイン(機種)決め
次に機種決めです。現行のジムニー(JB64)、ジムニーシエラ(JB74)はマスト、一世代前のジムニー(JB23)、ジムニーシエラ(JB33)もマスト...
問題はここからです。
この前の世代は、ジムニーだけでも、JA11、JA12、JA22等と豊富でそれぞれ特徴があり、
ジムニーシエラもJB31、JB32と国内向けに常用シエラがスタートした代です。
それぞれサスペンションの機構が違うだの、ポジションランプ/ウィンカーの位置が違うだの、ボディのアクセントが2本線なのか3本線なのかだの、こだわり出すとキリがありません。
なので、この代の特徴でもある様々なボディタイプ、「幌タイプ」、「バンタイプ」、「ハイルーフタイプ」の特徴を分かるようにデザインすることになりました。
(インド仕様のフレームが延長されたタイプ、海外仕様のトラックタイプは忘れて下さい。)
(ツッコんでこれ以上ややこしくしないでください。。マイナー仕様は面白いけどグッズとしては売れないんです。。笑)
後は初代ジムニーのLJ10とそのバンタイプLJ20で決定です!
3. デザイン作成/調整
採用する機種が決定したので、ココから仕入先様とデザインを詰めていきます。基本的には写真データを渡して、デザインを起こして貰うのですが、ここでもなんだかんだ苦労がありました。僕は宣材写真の車両斜め前からの姿があまり好きではないので、より各型式の特徴が分かりやすい真横のデザインで進める事を決めていました。
(ヨコからのジムニー、所謂ヨコニーというやつですね。)
仕入先様に資料データを渡すためにヨコニ―の画像を探し始めたのですが、社内の画像データサイトを漁っても斜めの写真しかないない。
マジでない。
↓こういう角度の写真ばかり、特に昔の車種。
それでもやっぱり真横からの姿がよいので、仕入先様に参照してもらい全機種のヨコニ―デザインを起こして頂くことができました。
しかしここでもまた問題。。
なんと出来上がったJA22デザインには社外バンパーがついているではありませんか!仕入先様には注意事項をまとめてお送りしていたのですが、全員がジムニーに詳しいわけではなく、見落とされてしまっていました。
加えて幌車もJA11がよかったので、ポジションランプ修正、アクセントを2本線に修正。
結局それぞれの違いにこだわりだす羽目になってしまい、細かい修正を仕入先様にお願いしてしまいました。(仕入先様すみませんでした。。。)
本当はもっと色味が変だ、形が歪んでるだと色々あったんですが、割愛することにします。
そんなこんなで出来上がったデザイン達がこちら!!
4. 完成!!
ジムニーのマステだけで長くなってしまったので、他のタイプの制作秘話については別のブログで。。
それでは、引き続きS-MALLでごゆっくりお買い物をお楽しみください。