マスキングテープ 開発秘話③

ナマステ!こちらスタッフTです!
お待たせしました、マスキングテープの製作秘話、その3です!今回が最終回です。。。涙

その前に、「マスキングテープ ジムニー」及び「ジムニーサイ」「コーポレート」の制作秘話ブログは読んでくれましたか?
まだ読んでない方はこちらをチェック!!
                             

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本記事はマスキングブログの中でも、最も手をかけてしまった「マスキングテープ レジェンドバイク」編です。


目次

  1. 企画スタート
  2. デザイン(機種)決め
  3. デザイン作成/調整

    1. 企画スタート

    1つの製品に9つもデザインを入れられる、かつそれぞれのデザインが独立して剥がせるマスキングは、「普段なかなか製品化しづらい車種を製品化するチャンスだ!」とここぞとばかりに旧車を入れたデザインで進めました。

    2. デザイン(機種)決め

    とはいえ、企画者の私はバイクブーム全盛期の時代を体験していない世代なので、周りのベテランの方、バイク好きの方にお話しを聞きながら、スズキのレジェンドバイクと言えばこれだろう!というのを集めていきました。
    (中には企画担当者の私の独断と偏見による車種選定もございますので、ご容赦下さい、、)

    ケルンの衝撃で有名な「GSX1100S KATANA」、公道最速の「」は、言わずもがなスズキのレジェンドバイクとして私も知っているので、もちろんラインナップ。
    過去の資料を調べていて知ったのですが、初代隼の独特の曲線デザインは「鎧兜」モチーフとしているんですね。GSX1100S KATANAは名前の通り「刀」をモチーフにしており、「どちらも日本の文化がモチーフになっているんだなぁ」と感心したり。
    隼のカラーリングは1999年登場時のメインカラー「メタリックライトカッパーブラウン」
    をセレクト。↓




    次に、スズキの代名詞としてよく聞くキーワードは「ガンマ」、「油冷」。
    という事で、「ガンマ」枠には、レーサーレプリカ先駆けの「RG250Γ」をセレクト。
    カラーリングは「Γと言ったらこのカラーリング!」というバイク好きの上司の声を反映して、1983年登場時のデザインをセレクトしました。↓



    「油冷」枠には、初めて油冷エンジンが搭載された「GSX-R750」をセレクト。
    上司は「油冷エンジンのバイクは夏とか乗ってられないほどアツいんだ、でもいいんだよねぇ」と言っておりました。↓




    そのほかスズキのキーワードとしてよく聞くのが「怪鳥」と「東京タワー」。
    「怪鳥」って何ぞや、と初めて聞いた時には思いましたが、そう呼ばれたバイク「DR-BIG」を見て納得しました。
    クチバシのように飛び出した泥除けがクチバシのように見えるからって。確かに。

    でもこのクチバシDR-BIG、オフロード走行時に飛んできた石などからライトを守る役割をしており、現代のアドベンチャーツアラーには定番のデザインになっているそうですね。もちろんその特徴はV-STROMにも受け継がれているようです。
    何やら調べたら、ラリーに参戦して優勝していたり、時代錯誤?の単気筒エンジンだったりと中々に話題性の有ったバイクだったようですね。
    という事で「DR-BIG」をレジェンドバイクの一つとしてセレクト。↓



    もう一つのキーワード「東京タワー」。
    かのGSX1100S KATANAのデザイナーがデザインしたバイク「GSX-400X インパルス」で、フレームから伸びたカウル?プラスチック製パーツが東京タワーに見えるという事で
    こんなあだ名に。。↓


    当初はこの「GSX-400X インパルス(=東京タワー)」が候補だったのですが、某漫画に「GSX400 IMPULSE」が出てていてそっちの方が一般的だなと、、こちらに置き換わりました。↓




    ベテランの方の要望が多く、ラインアップに加わったのは「GT380」、「GS400」。
    1972年に販売開始され、「ジー・ティー・サンパチ」の愛称で親しまれた「GT380」。
    「3気筒エンジンがスズキらしくて良いよねぇ、シンメトリーの4本マフラーのプロポーションも良いんだよ。」と言っていました、、↓




    1976年に販売が開始された「GS400
    人気漫画バイク漫画の主人公が載っていたことで話題にもなったそうですね。↓




    さて、ここまで8車種でましたが、残りの1車種で悩みました。。

    残る1つの候補は、
    部署の先輩が元々乗っており強烈なリスエストをされていた「グラストラッカー
    よく名前を聞く「バンバン
    上司に勧められ始めて知った「DJEBEL
    印象的なデザインの原付バイク「SW-1
    だったのですが、、


    担当者の私の独断と偏見により、最終的に「SW-1」がセレクトされました。
    選定理由は、後にも先にもないような印象的なバイクだったからです!

     

    3. デザイン作成/調整

    さて、モデル決めに大変時間がかかりましたが、やっとこさデザイン作成です。案の上、良い感じの資料画像が残っていなかったりするので、あちらこちらを探し回り、
    仕入先様にて最初のデザイン作成。↓

    ここから各デザインを少し修正しました。
    おじさんの「サンパチといえば だろ!」というコメントでGT380のカラーリングを変更。↓




    「RG250Γ」のカラーが資料写真と行っていたので、より紺のカラーに修正。↓




    輸出仕様だった?「GSX-R750」のカラーを「油冷のGSXといえばこのカラー」というに変更。↓





    そんな修正を加えて最終的なデザインが完成しました! ↓↓

    普段なかなかグッズにする事の難しい過去の車種を盛り込んだマスキングテープが完成しました!!
    バイク毎に一枚一枚はがせるので、好きなバイクだけを抜き取るのも良し。
    順々に貼っていって自分の好きな車種が出てくるのを待っても良しです!



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    それでは、引き続きS-MALLでごゆっくりお買い物をお楽しみください。

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